17.帝都乙女決死隊
作詞:宝野アリカ
作曲:片倉三起也
いざ進め 花散らし
われらは 乙女戦士
立ち向かう 夕日より
紅燃ゆ この頬を見よ
先立つ不幸を お許しください
手を付く畳は 青く薫り
我を培った 大和の魂
先祖の遺影に 最後の敬礼を
誰を護る何時(いつ)を守る
人は天命に
戦い続けるのだ
悪の為でなく
いざ翔ばん 白鳥よ
私は 乙女剣士
羽ばたける 翼こそ
捕らわれない 唯一の自由
女と生まれ
優しきを知り
愛を生む身なれど
このまま何もせずに
老いるは死ぬより辛いのです
乳呑み子に飲ます 乳はこの血潮
戻らずも母は お前の中
祖国背負い立つ 強い子に育て
螢になり星になり 見守らん
すべて捨てるわけではない
巡りゆく命
明日に在る平和が
無駄にならぬよう
いざ進め 帝都行く
私は乙女兵士
舞い落ちる 雪よりも
まだ真白く 輝く胸
ああ君に会い
頂いた日々
美しき思い出
それでもこれが定め
留まることはできないのです
いざ進め 花散らし
われらは 乙女戦士
立ち向かう 夕日より
紅燃ゆ この頬見よ
いざ翔ばん 白鳥よ
私は 乙女剣士
羽ばたける 翼こそ
捕らわれない 唯一の自由
女に生まれ
喜びを知り
愛を産む身なれば
このまま微笑のまま
赴くことができるのです
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